女性の痔 妊娠、便秘、冷え性の関係

女性は、男性よりも冷え性の方が多く、自律神経失調症、卵胞ホルモンの分泌低下、貧血、低血圧、喫煙、さらに薄着で過ごしたりするので肛門周辺の血流が悪くなり、痔を招いてしまい、やがて婦人病や大腸ポリープ、大腸ガンを併発する方も多いようです。

自然治癒力、代謝活動が低下するため、治療が長期化して血行の悪いところや、遺伝や怪我によって元々弱いところに病気が発症する、寝付きが悪くなることで疲労がたまり、慢性疲労になるなど冷え性による弊害は痔を悪化される要因ともなっています。

冷え性の体質を改善するように日頃から軽い運動をして血行を促進するのも結果的には痔の予防となります。

冷え性の原因は体温調節機能のトラブルですので、この機能を回復させるため、食生活の面でどんな注意をしたらいいのかを考え、栄養バランスのとれた食事をとるように心がけましょう。

足りない栄養素などはサプリメントなどで補うのもよいでしょう。また、冷え性には足浴などで血流を良くすることも効果的です。

痔でなくても、女性に冷えは大敵です。特に妊娠中は腹巻や靴下、毛糸のパンツなどを愛用している妊婦さんは多いと思いますが、下半身の冷えには足首を暖めるのが一番です。

バレリーナやダンサーがレッグウォーマーをしているのは、足首を暖めることで身体を暖め、手足がしなやかに動くからだそうです。五本指ソックスも血行がよくなるので冷え対策にはおススメです。